【顧客事例】ローランド ディー.ジー.:リードタイムの可視化と分析で実現するサプライチェーン全体最適化

デジタルプリンティングおよび3Dものづくり技術のグローバル企業であるローランド ディー.ジー.社は、市場の変化に柔軟に対応しながら、経営陣主導のもと、価値創造型の「ものづくり」を推進するとともに、持続可能なサプライチェーンの構築に向けた部門横断的な取り組みも積極的に展開しています。

本事例では、ローランド ディー.ジー.社がproject44の可視化データを活用して、いかに輸送リードタイムを分析・安定化させ、サプライチェーン・マネジメント全体最適化の基盤を構築したかを具体的に紹介します。


【事例内容

  • 課題・背景:
    • TOC理論に基づく全体最適のSCM構築を目指すなかで、輸送リードタイム短縮の価値が見直される。
  • ソリューション:
    • project44可視化ソリューションの導入
    • 可視化の即時効果:コミュニケーションの向上
    • 可視化データを活用したリードタイムの分析
  • 分析・活用例:
    • リードタイム分解によるボトルネックの可視化
    • トランジット便と直行便の比較分析で航路最適化
    • リードタイム安定化による安全在庫の圧縮
    • 航空輸送判断の精度向上による緊急コスト回避
  • 成果:
    • 輸送リードタイムの“信頼性”向上が、安全在庫を圧縮
      • 業務効率化
      • 航空輸送判断の最適化
      • 輸送ルートの最適化
      • 本社と海外拠点のコミュニケーション向上により業務効率化・顧客満足度向上
      • 在庫補充判断の精度向上
    • データ活用と「意識改革」への波及効果


ローランド ディー.ジー.は、積極的な可視化データの活用により、安全在庫を数億円規模で圧縮し、さらに年間数千万円の航空輸送費回避にも成功しました。

project44の可視化データを活用して、いかに輸送リードタイムを分析・安定化させ、SCM全体最適化の基盤を構築したかを具体的に紹介します。

下記フォームにご記入いただくと事例をダウンロードいただけます。

PSIの観点から生産計画の課題を見ても、輸送リードタイムの長短が強く影響し、その管理・可視化がキーとなっていました。

ロジスティクス管理ユニット グローバル輸送管理グループ
グループリーダー 鈴木 奈緒美 氏 

経営陣からも、これだけ早く効果が出せたこと、ここまで成果がでたことに驚かれました。当社ロジスティクス管理において、既にproject44は欠かすことのできない存在となっています。

ロジスティクス管理ユニット
マネージャー 山本 幸則 氏