貨物の可視性の向上と正確なETAにより、サプライチェーンのワークフローを合理化する実用的な洞察を獲得
東京、2023年10月24日 — サプライチェーン可視化プラットフォームのマーケットリーダーであるproject44は本日、ローランド株式会社(以下、「ローランド」)がMovement by project44をサプライチェーン可視化ソリューションとして採用したことを発表しました。 電子楽器のトップメーカーであるローランドは、Movementを導入することで海上輸送の可視性を高め、納期遵守率の向上を図るとともに、ロジスティクス業務の効率化を実現します。
ローランドは北米、欧州、アジアを含む世界各地の港に向けて、年間約4,000個のコンテナを出荷しています。 船舶遅延や海上輸送の混乱による納期精度の低下を改善するため、ローランドは同社サプライチェーンの柔軟性および俊敏性を強化できる貨物可視化ソリューションを探していました。 ベンダー選定にあたっては、グローバルかつリアルタイムに貨物を追跡できる可視化機能、データの正確性、港湾状況を瞬時に把握できる機能などを中心に評価し、project44のMovementはすべての基準を満たしました。
ローランド生産管理部サプライプランニング&オペレーショングループマネージャーのナカムラ・モリヒサ氏は次のように述べています。「パンデミックとブラックスワンの発生により、サプライチェーンが寸断されて納期遵守のパフォーマンスに大きな影響が出ており、チームの業務量が増加しています。 次なる混乱が発生した際に柔軟かつ俊敏に対応できるように、弊社ではサプライチェーンの見える化を推進することにしました。project44はサプライチェーンに必要な高度な可視性を提供してくれます」
また、ナカムラ氏はこう続けます。「project44のMovementを導入することで、より効果的に輸送計画を立てることができるようになります。 また、あらゆる地域の貨物データがすべてMovementプラットフォームに集約されるため、弊社ロジスティクスの作業負荷が30%削減されました。さらに、project44によるリアルタイムの輸送状況の可視化と分析に基づき、輸送ルートに関する情報をタイムリーに貨物運送業者に伝えることができるようになるため、設定リードタイムの維持と改善ができると期待しています。project44との連携を通じて、弊社のサプライチェーンはより柔軟になり、サプライチェーン担当者は戦略的な業務により多くの時間を割けるようになりました」
project44のゼネラルマネージャー兼営業担当副社長を務める桑原 祐司は次のように述べています。「弊社は、お客様に最大のビジネス価値を提供するために常に革新を続けています。 最近では、 基本的な輸送モードに対する可視化を超えて、高度なインサイト(洞察)と自動化機能をお客様に提供し、最も複雑なマルチモーダルのサプライチェーン課題を解決するAIを活用した新しい機能強化を行いました。このたび、ローランド様がコスト削減や効率化の推進、そして顧客体験を向上させる強靭なサプライチェーンの構築に向けたお取り組みのパートナーとして、project44をご選択くださったことを大変光栄に思います」
project44は2022年に東京にオフィスを開設し、今年も第一実業、デンソー、フライングフィッシュ、日産自動車などの数多くの主要なブランド企業との新しいパートナーシップを通じて日本での存在を拡大し続けています。 project44についての詳細はget.project44.com/jp/をご覧ください。